2012年12月3日月曜日

YOKOHAMA HOT ROD CUSTOM SHOW 2012

HCS 2012 が無事に終了しました!

パンプキン・サリーは、今年も参加。

昨年のホット・ロッドとは違い、ナッシュ メトロポリタンを出展させて頂きました。

以前から、私の身の回りには、THE NASHさんをはじめ、STEELの桑沢さんや多くのメトロポリタンのファンがいます。

コンパクトで、日本で足に使うのはとても良いアメリカ車なのですが、元々+アースだったり、ブレーキの効きやクセ、リヤアクスルが頻繁に折れる、水温などの問題を抱えています。前期や中期のメトロポリタンは、スピンドルも折れるそうで、しかもあまりにも古い車なので、メンテナンスもかなり必要で、お困りの相談も受けていました。

桑沢さんが不慮の事故で不動となり、以前からプロジェクトの相談を受けていたのですが、今年の初めに高橋さんからもメトロポリタンの依頼が入り、真剣に快適なメトロポリタンのカスタムプランを検討し、1台目の高橋さんのメトロポリタンが形になり、ロードテストや構造変更や、全ての問題を解決出来、今回出展した桑沢さんのプロジェクトがスタートしました。



信号無視の車に突っ込まれてしまったメトロポリタン。




モノコックボディーのメトロポリタンは、フレーム修正からスタート。




修復不能なボディーパネルはあきらめ、シートメタルから製作。




工期は半年。




タイミングベルト、スターター、オルタネーター、ウォーターポンプなど消耗パーツを交換。吸気ラインを製作し、ポリッシュしてドレスアップされたSUZUKIの1300cc。
ミッションもSUZUKIオートマチックにし、コンピューター制御でインジェクション。
フルオートマチックでメンテナンスフリーに。

折れやすいリヤアクスルは、SUZUKIの軽のリアアクスルを加工して問題解消。

フロントはディスクブレーキ化。

エアコンも導入し、快適仕様。

しかし、ダッシュ回りはオリジナルをキープ。




HCS前日、搬入のためパンプキン・ サリーを出発。
もちろん自走!





ドライバーは、オーナーである桑沢さん。
小さな車にオジさんが二人。




らくちんドライブで快調に。





ラット・アイランドに出展する私の1935 Fordも一緒にドライブ。





今まで1500ccだったが、いつもベタ踏み走行。
しかし、1300ccのSUZUKIエンジンは、ちょっと踏むだけで十分答えてくれます。
アメリカ車らしくなったかも。




快調に西湘バイパスから134号線、新湘南バイパス、横浜新道、首都高へ。




もうすぐみなとみらい!





無事に会場入り。
ディスプレーの準備。





ラットアイランドは、置くだけでKO!





今回のコンセプトは、当時のディーラー?
シンプル&クリーン。





張り替えられた内装に、オリジナルをキープしたダッシュ。





あまりにも内外装がオリジナルで、だれもエンジンなどの変更に気づかないと思われるので、モニターを設置。それでも、気づかれていないかもしれません。




仲良しのメトロポリタンオーナーに自慢するオーナー。




ライトニングマガジンピックを頂きました!


今年も、大勢の方々に声をかけて頂き、ありがとうございました。

帰りは幌を付け、小雨の中を無事に帰って来ました。



最後まで手伝ってくれたみんなで、グループショット!

お疲れさまでした!

今年も、ありがとうございました!