ルーフの形が大体決まり、メタルワークに入ります。
何ピースで作るかが問題です。
今回はセンター部分から製作しました。
そしてサイド部分に移ります。
リヤウインドーの枠も叩き出し。
イングリッシュウィールやエアーハンマー、シュリンカーなどを使いアールを出していきます。
この時点で剥離作業に入りました。その後はひたすらハンマーで叩き形を整えます。
溶接での変形やルーフの張りをだすため叩きます。何日も叩きます。でも、叩き過ぎないように叩きます。
エンジンも進めていきます。1960年代327cin。完璧に仕上げるには予算がかなりかかります。ボアがギリギリですが、今回はリングとベアリング類を交換して組み付け。ボーリングしてピストンを変えると費用が倍増してしまいます。
モックアップから本物のエンジンに載せ替えです。
さらに色々な部分やバランスを再チェック。
ファイアーウォールを加工せず、ラジエターとエンジンのクリアランスも取っているので、フードは当然足りません。傷んだ部分を切り取り、足りない部分を作って溶接です。
予定どうり少しロングノーズに。
ほとんど形が見えてきました。ワイルドさやラディカルな部分は少し影を潜めてますが、雰囲気が出てきました。
その他にも色々な工夫が散りばめられているので、現車を見てみてください。