2009年11月30日月曜日

1935 Ford Pick

H.C.S. まで、あと一週間です。

今回、出展する1950シェビーは、どうにか間に合いそうです。

土曜日には、試乗する事が出来ました。まだまだナラシなので踏み込めませんが、少々のエンジン調整でいい感じになりそうです。

かなりカッコイイです!

バランスはバッチリ。外装とエンジンルームなどの一体感を感じてもらえたらと思います。

もう一台、今年も1935フォードピックアップもラットアイランドに展示します。

紹介しましょう。




この写真の車が、1935フォードピックそのものです。
この状態でアメリカからやってきました。
見比べてみて下さい。
大幅に変更しています。車高を落とすため、フロントサスはスーサイト。
フレームは、前後Zに。ボディーは、チョップ・セクショニング・チャネリング。
独自のスタイルを出すためと、長距離のシートポジションを楽にする為と、荷物を室内に積める様にとの総合的な考えから、ドアとクオーターパネルを10インチづつストレッチしています。

フロントフレームとボディーが伸びた分、リヤはコンパクトにベットレス。
全体のバランスを取るのに苦労しました。
同じスタイリングの車が世の中に無かったため、お手本は存在せず、独自の考えでバランスを取りながら組み上げました。
屋根は、脱着式。遠出した時も室内に積んで行けるように、2分割式。

ブレーキは前後ドラム。リーフスプリングも横置き。デフはバンジョウデフ。
エンジンは、最終型のフラットヘッドをフルオーバーホール。
マーキュリークランクでストロークをあげ、ボーリング&ピストン、コンロッド交換。
ハイカム、e.t.c.....
点火系は、MSD。フルトラのCDI点火方式。
アルミヘッドにストロンバーグ97キャブを3基セット。
ミッションは、4速マニュアル。


トラブルが嫌いなので、点火系と充電系だけ新しいものにし、その他はオールドパーツかワンオフパーツで構成されています。

乗って楽しく、遠出も出来、ある程度のスピード、安定感。
走る為だけに作られた、走る為だけの部品で構成されたShorty オリジナルのHOT RODです。

何かを感じてもらえたら嬉しいです。


























2009年11月26日木曜日

Sacramento Vintage Ford

今日、Sacramento Vintage Ford のメールマガジンが届きました。

大手部品屋であるビンテージフォードとは、もう10年の付き合いになります。

以前このブログでも紹介しましたが、昨年リニューアルしたフルカラーカタログ(かなり立派)には、パンプキン・サリーで製作した1955と1956のF-100の2台の写真が載っています。
パンプキン・サリーのページも作ってくれて、紹介もしてくれています。

私が注文する時には、マイクという人に直接メールしてやり取りしていました。マイクが、日本で欲しいものがある時は、私が買って送ったりと、良い付き合いをしてました。

実は、前回NASHさんが渡米した際、ビンテージフォードを訪れて、マイクに会って来てくれていました。

なんとマイクは、ビンテージフォードの社長の息子。

かなり上の人だとは思っていましたが・・・・

そんなマイクから、NASHさんがプレゼントを預かって来てくれ、帰国した時に届けてくれました。

それがこちら。


マイクが持っているワークシャツがプレゼントです。マイクがメッセージを入れてくれました。
”To Shorty. Keep up the good work!"


NASHさんとマイク。この写真は、先月号のメールマガジンに、BURN OUT MagazineのNASHさんが、ヴィンテージフォードにやって来ました!という記事で載っていた写真です。

今月号にも私の写真と一緒に載せてくれました。
こちらが、載せてくれた私の写真。
アメリカの大手部品ショップのメルマガ。世界中に発信されてるんでしょうね。
普段の記事は、ニューパーツやイベント記事はもちろんですが、ウィンフィールドやバリス、チップ・フース、ビリー・ギボンズなどなど、超がつくほど名の通る人ばかり。
NASHさんと私が、一緒に載っているのは、とても不思議な気分です。
今月号に載っているので、気になる人はメルマガを配信してもらってください。
Thank you !
Mike.


2009年11月23日月曜日

'50 Chevy

H.C.S. まで、もう少しです。

今回は、数年前から頼まれていた作業をこなし、PUMPKIN SALLY からエントリーします。

かなりの時間を、ミーティングに費やしました。

半分は雑談で、ビールを飲みながらですが・・・・

かなり、面白い車に仕上がりそうです。

今回の目的は、パワーと快適さを兼ね備えたKUSTOMです。

作業の内容を簡単に上げてみましょう。

ビックブロックシェビーエンジン。やはり、454をベースにしました。
ブロックだけ使い、クランクやコンロッド、ピストン、全てブランニューで、ヘッドはアルミ。
.030オーバーサイズ、カムもややマイルドチューン。圧縮は10:1。

ビックブロックを乗せるため、ファイアーウォールを加工。

クーリングシステムは、ツイン電動ファンにアルミラジエター。
ラジエターサポートをワンオフし、コルベット用のビックアルミラジエターに変更。

トランスは、TH400。

リヤは、ラダーバー。ホーシングはフォード9インチにデトロイトロッカー。リヤブレーキもディスクに変更。

リヤエアサスブラケットは作り直し、さらに車高をさげ、フロントフレーム部分のKメンバーも取り外し、フロントも車高を下げました。それに伴い、インナーフェンダーを切り捨て、ワンオフ。

それに伴い、ブレーキシステムをワンオフで上部に移設。

ステアリングコラムも交換し、ジョイントシステムも変更。

エアコンの取り付け。エンジンルームのシンプルさを出すため、コンプレッサーとオルタネーターをワンオフブラケットで、ロアマウント化。

ファイアーオールの加工時に、全ての余分な穴を埋め、室内の断熱効果を高める為、数種類の断熱材を使用して、断熱。

配線の引き直し。スイッチが、かなりの数になる為、蓋付きのセンターコンソールをワンオフし、室内も出来るだけシンプルに。

だいぶシンプルで、男らしい車に仕上がってきました。

オーナーのこだわりが、各部に見られます。部品一つ一つ、オーナーと検討して組み上げました。

けして、ギラギラしたエンジンルームではありませんが、バランスには気を使っています。

ただただ、高級部品をてんこ盛りにしたエンジンルームは、私は好きではないので、エンジンらしくてシンプルで、外観やその車のコンセプトに沿った、内外装とのバランスのイイエンジンルームを好みます。
この車で、ヒーターホースやラジエターホースがキラキラしててもしょうがないし、そこを目立たせたい訳ではありません。エンジン自体を浮き上がらせるように見せたいのです。

フードを開けたとき、車の外観と別物のエンジンルームでは、違和感がありすぎます。

後は、メンテナンス性を重視しています。出来るだけメンテナンスしやすい設計に気を使います。

このシェビーは、車高が低い為、出来る限りフードを開けて上から作業出来るように組み付けています。
納車後は、オーナーがメンテナンスしますから、やりやすい方がベスト。

オーナーも最近では、プロに近いほど知識をつけていて、かなりディープな話が出来て面白いです。

何でも自分でやるタイプのオーナーが、パンプキン・サリーにオーダーしてきてくれた仕事なので、気は抜けません。

しかも、私が喜ぶ様な内容を・・・・

もうすぐ走り出せそうです。ワクワクしますね。

2009年11月20日金曜日

FM Odawara

昨日、ホームタウンのローカルラジオ「FMおだわら」の収録をしてきました。

私の友人であり、ギターの先生。

私たちのバンドのリードギターのヒデは、FMおだわらで番組をもっています。

以前にも、私とNASHさんでイベントの告知で出演させてもらったことがあります。

番組名は、HIDE ROCK MIYAZAWA の C'mon Everybody.

毎週日曜 22:00~の30分番組です。

29日の日曜からの3週分、ゲストとして出演してきました。


ローカルFMラジオですが、サイマルラジオ   というサイトからインターネットで聞く事が出来ます。

今回は、忌野清志郎・RCサクセション特集を2週。泉谷しげる特集を1週分の3週分です。

私の邦楽ランキングでは、トップに位地するアーティストが忌野清志郎、RCサクセション、泉谷しげるなのでゲストとして呼んでくれました。

この番組は、色々なアーティストを特集していく音楽番組ですが、時々ゲストが出演するので、知っているゲストも多く出演しています。

清水のJIMMY COOL鈴木さんや、HOT ROD CATS もゲストとして予定されているそうですよ。

興味のある方は、聞いてみて下さい。

BURNOUT CREW

久々の更新です。





今年も、年末の追い込み時期で引きこもり状態の私ですが、NASHさんとアーティストさんは世界中で活躍していますね。





L.A.のガソリンギャラリーで行われた、BURNOUT 10周年記念のアートショー「KUSTOM KULTURE NATION」 「THE FIRST PROJECT」 日本人だけのアートショーで完売閉幕。





凄いことです。





普段の仕事や、アメリカでの働き、昼夜を問わず不眠で働く姿を、身近で見てきた私も感動しました。





BURNOUT CREWを率いるNASHさんの活躍には、さらに尊敬しました。


12月20日には、PUMPKIN SALLYでアートイベントを行いますが、身近に頑張ってステップアップして行く人々がたくさんいるので、刺激的で嬉しいです。

カスタムカルチャー・ラブ 楽しみです。

2009年11月9日月曜日

Information

今年も、残りわずかになりました。




一年てはやいですね。




毎年加速して行きます。




一日、一週間、一ヶ月がどんどんスピードを上げて過ぎ去って行きます。




ついて行かないと・・・




サーフィンで懸命にパドリングしていても、スピードを上げられず、波に乗り遅れて追い越されていく感じでしょうか?




早めに波を見極めて、速度をあわせられるようにパドリング。




必死で漕がないと、置いていかれてしまう。




上手く同調して、板が滑り出したら、周りを確認しながらテイクオフ。




あとは、上手く立てるかです。






関係ない話でしたが、年末にかけてのイベントを紹介しましょう!




12月2日 はっとオープンマイク  ジーズキャフェ(小田原) 誰でもギターを弾きながら歌えます。


チャレンジしてみては? 余裕があったら、参加します(笑) 楽しいですよ!




12月6日 言わずと知れた、ムーンアイズさんのインドアイベント。こちらは完全に参加します。


今年も、ラットランドとカーショー、2台のエントリーです。ただ今追い込み中。


場所は、パシフィコ横浜です。パンプキンサリーでは、チケットの販売もしています。




12月19日 ジーズキャフェにて、ライブです。私たちのバンドも参加します。


静岡から、ジミークールJrバンド・横浜から、ホットロッドキャッツ・小田原からセブンダイス。


かなり豪華で楽しめます。曲目も増やすので、練習しなきゃ・・・




12月20日 カスタムカルチャー・ラブ 19日から前乗りで小田原に来るのもイイかもです。
こちらも、さらに豪華です!
お宝の当たるチャンスも!





2009年11月6日金曜日

NOVEMBER

もう、11月ですね。

H.C.S.まで、ちょうど1ヶ月。

B/B Chevy プロジェクトも大詰めです。

カスタムの’50シェビーに、ビックブロックを積む人はなかなかいませんね。

やってみましたが、一筋縄ではいきません。

簡単には積めないからいないのでしょうかね。

しかし、作業中のシェビーのエンジンは、いい感じで火が入りました。

こんな思い切った注文は、久しぶりで楽しいです。だいぶ頭を悩ませました。

ただ載せるだけではなく、あらゆる所に工夫がされています。

ワンオフパーツや、加工の部分がてんこ盛りです。

そんな中、週末になると、ポリッシュする人々が出没してます。

なにやら磨く人。

みんなで磨いてます。
おっあれは・・・
リヤの足回りが終われば、いよいよ試乗です。
久しぶりのビックブロック、楽しみです。