久しぶりの更新です。
いろいろな事をやらなければならず、バタバタしていました。
特許の出願、1935フォードピックの仕上げ、やイベントもろもろです。
さて、ちょっと変わった依頼を受けたので、ご紹介します。
ビーチクルーザーのカスタムで、タンクを製作。
既製品ではちょっと大きいので、ちょうどいいサイズのタンクを作って見ました。
型を取り、大体の大きさにアルミシートを切り出します。左右作るので、叩き型は作らず手作業で叩き出していきます。
イングリッシュウイールとエアーハンマーを使うと早いですが、慣れていないと失敗して深みにはまっていきます。機械はポイントを決めて有効に使います。機械さえあればと思い、機械任せでやろうとしてもうまくいきません。機械さえあれば作ってくれる訳ではないのです。どこをどう伸ばしたり絞ったりするか、プランを立てて有効に使わなければなりません。何ピースで作れるかのプランも重要です。ワンピースでアルミやスチールがどこまで形作れるか、経験が必要です。
今回は3ピースで製作する事にし、溶接ではなくリベットを使用。時間で金額が変わるので、時間をかけず見栄えの良い方法とデザインを考えました。
最後にポリッシュして組み付け。
こんな感じに仕上がりました。大きすぎず小さすぎないサイズで、クロームする予算がないので、ポリッシュ仕上げでフィニッシュです。
電池式のLEDヘッドライトを付けるとバランスが増します。
あとは、ピンストライプを入れたりするといい感じになりますね。
パンプキン・サリーでは、こんな依頼も受け付けています。