2011年7月14日木曜日

Antique radio

今年、何故かラジオが聞きたくなりました。

現実的には、ほとんど聞かないのですが、極たまに聞きたくなります。

どうせなら、アンティーク。

もちろん真空管。

AMもFMも聞きたい欲望に駆られます。

しかし、真空管の3バンドラジオの生産は、わりと短いのが現実です。

1950年代は、SW(短波)MW(中波、現AM)の2バンドが主流になります。まだ日本では、FM放送が始まっていませんでした。

1960年代から日本のFM放送が始まりましたが、このころから真空管からトランジスターラジオの時代に移行していきます。

結果的に購入できるFM・SW・MWの3バンド真空管ラジオは、1960年代の物になります。

そして、ラジオのボディーは、プラスチック製と木製の2種類。希望としては、1950年代を感じさせるプラスチック製で、車のダッシュパネルを思わせるデザインです。そして、アメリカ製の日本で販売されていた日本周波数ものが欲しいのですが、実動品で良いものには中々巡り合えません。

始めに買ったのは、ゼネラルの木製ボディー。どうしてもエアーストリームの中で聞きたい私。
高感度が要求されますが、実際聞いてみないと解りません。
結果はNG。

次にサンヨー製プラスチックボディーを購入。
いまひとつ。

FMの大型アンテナ購入!FMは解決。

AMアンテナを調べまくる。ループアンテナでテストしたがダメ。

アマチュア無線用の周波数の合うアンテナを発見、購入。

かなり良くなるが不満。

3台目は日立製1960年代。
かなりイイ!
しかし、故障。
4台目はビクター製だが、あまり良くない。


現在の5台目は、ナショナル製EF-850.。1962年製
少し大型で、木製ボディー。
外観は今ひとつだが落ち着いた雰囲気。
FM付きには珍しく、マジックアイが付いている稀少モデル。
チューナーのつまみがオリジナルでないのは残念だが、ずば抜けて高感度。
マジックアイが点灯するのが気に入っています。

しばらくはこいつで楽しみます。

私のこのめんどくさい性格を直したいが、手遅れかもしれません。

とにかく、高感度で雑音もなく真空管ラジオを聞けるようになりました。