H.C.S.まであと1ヶ月。
今年のパンプキン・サリーの目玉は、1929 フォード。
しかし、まだバラバラ状態です。
オーナーの北原氏との作戦会議にて、今までにない半分アルミボディーにリベット止めボディーに、フラットヘッドエンジン+マニュアルトランス+ビンテージというコンセプトが決まり、予定より時間をかけてコツコツ仕上げて来ました。
いよいよ今年お披露目となる予定です。
今月末の追い込みが出来る様に、下準備を続けています。
立ち上げたリヤフレームの空いている部分も有効活用できる様に、シートバックにバッテリーボックスと小物入れを作りました。これは、ボディーを下ろせる様にネジ止めします。
シートも仕上がりました。バッテリーボックスや小物入れにアクセスできる様に、折り畳めるシートです。アートデコ風に仕上げてみました。メタル感丸出しです。
折り畳むとこんな感じになります。
ドライバーズシートは、スライドレール付き。出来る範囲で使いやすさも追求しています。
こんな感じで後ろのボックスにアクセスできます。
あとは、ボックスのふたを制作すればOK.
内装もアルミです。ドームライトも付けました。1935フォードのオリジナルパーツです。
数十年ぶりに明かりが灯ります。
ガラスのレンズは大好きです。なんとも言えない、美しく暖かい光が灯ります。
後ろの内装も、きれいにアールを付けて仕上げています。
一見、アルミのボディーで夏は乗れないんじゃないかと思われますが、ボディーの内側や内装の内側、フロアの下面には、最新式の高価な断熱塗料が塗られていて、外装と内装の間には、スポンジがしっかり入っているので、クーラボッックすの様な効果が期待できます。
ボディーのリヤ部分には、レース用の給油口が配置されています。すでにワンオフで作った燃料タンクもセットされ、パイピングも繋がりました。
ステアリングは、30年代のオリジナルが付く予定。キーウエイなので、3/4のシャフトを旋盤加工して作りました。
ステアリングギアボックスは、ミジェットレーサーの物を使っています。
ボディーサイドから、ピットマンアームが出ていて、ワイルドです。
ルーフは、50年代からのビートルのラグトップを加工して、開閉式のラグトップにする予定です。すでに加工済みで、今日キャンバスの注文をしました。
出来上がりが楽しみです。
かなり使い勝手がよく、しかもワイルドで開放感のあるホットロッドが出来上がると思います。
まだまだ作業が山ほど残っていますが、頑張って仕上げて行きます。
昨日のバスタイム、良いアイディアが、ポン!と浮かびました。
使えそうです。
また、明日から作業を続けます。