久しぶりのファクトリー!
最近のお仕事状況を紹介しましょう!
はじめは、1940 Ford Pick
マスタングⅡ・パワートトレーンなどなど、だいぶ進んでいます。
こちらは、また紹介するとして・・・
今回は、ナッシュ メトロポリタン!
アメリカで、エンジンスワップしてあったのですが、ミッションが壊れてしばらく乗れなかったそうで、相談を受けました。
そして、もう一度エンジン&ミッションをスワップすることになりました。
理由は、足に使いたい!部品の調達に困らない!など。
そして、私が選んだベース車がジムニーシエラ。
1300ccのジムニーです。
アメリカでは、サムライです。
ジムニーを選択した理由として、4気筒のFR車でオートマチックの車がほとんど存在していなく、古い車からスワップしたのでは、これから長い目で見て部品に困る事。
このジムニーは4WDですが、トランスファーが独立していて、ミッション自体は普通の2WDと変らないという事が決めてでした。あと、アメリカでもサムライと言えばみんな知ってますし・・・ね。
ベース車を購入して、エンジンミッションを下ろします。
そして、マウントの製作。
フロントメンバーは製作。
ミッションメンバーは、加工。
ヘッダースは、邪魔な部分があったので、製作。
エンジンを乗せてみます。
なかなかGood!
最近の車は、コンピューター制御。エンジンだけならインテークを作ってキャブもあり得ますが、最近はデストリ・ビューターも付いてないし、ミッションもコンピューターでコントロールされているため、今回はインジェクションを選択しました。
足に乗るにはちょうど良いかもしれません。
コンピューターの配線を整理します。
車両ハーネスと一緒のため、エンジン関係の配線だけ選んで電源やアースなど、必要なものだけにして行きます。
今までの配線は、フューズがあまり良くなかったので、フューズBOXを追加。
同時に、燃料タンクの加工をします。今回は、インタンク(燃料ポンプが燃料タンクの中にあるタイプ)方式にしました。
インジェクションなので、燃料のリターンを設置。インジェクションは、燃料が絶えず循環していて、タンク内の細かなサビも致命傷になるので、タンクシーラーでタンク内をコーティング。オルタネーター、スターターをリビルト品に変え、タイミングベルトを交換、ついでにウォーターポンプも新品に。これでトラブルは激減します。もちろん燃料ポンプとフィルターも新品です。
マフラーも前部を制作して繋げます。
一通りの作業が終わり、配線の確認のため、全ての配線を接続して燃料、オイルを入れ始動!
ブーン!!!!!
小気味良いエンジン音と共に、一発始動!
気持イイー!
エンジンインジケーターランプや、オイルランプなどを追加。
注文してある電動ファンやシフト関係の部品が揃ったら、試乗してみます。