2014年5月26日月曜日

1932 Ford.

ようやく下準備が出来て来ました。

1932フォードのミッションを3スピードのインラインドライブから、5スピードのオープンドライブに変更する作業です。

エンジンはフラットヘッド。

バンジョウデフもフォードの8.75リングギアのアクスルに交換。インラインドライブのアウターチューブは、サスペンションの一部を担っています。

当然、リヤサスペンションも作り直さなければなりません。


フラットヘッドからシェビートランスへのアダプターを取り付けます。クラッチディスクはシェビー用の10インチ。プレッシャープレートは、フラットヘッドフィットのダイヤフラム式10インチ。




TKO-500トランスミッション。油圧のスローアウトベアリングをセット。
マニュアルのスローアウトベアリングでも良かったのですが、フロントブレーキを4ポットのディスクブレーキに変更していて、ブレーキの利きが悪いとの事。マスターシリンダー交換とブースター追加のため、ペダルをアッセンブリー交換しなければならず、クラッチも油圧にすることになりました。

ミッションを入れて、ブレーキペダルも変更するには、フレームも大幅に変更しなければなりません。ミッションメンバーを製作し、リヤのラダーバーのブラケットも製作。

フロントもウィッシュボーンをスプリットし、ミッションのスペースを作ります。

予想以上に大仕事。


エアコンの取り付けも残っています。

コンプレッサーのブラケットは、なかなか良いものがありません。フラットヘッド用のブラケットを買ってみましたが、インテークを交換しないと付かない事が判明。

作るしかありません。




アルミの厚い板から切り出します。




加工するとこんな感じ。




オルタネーターの位置をドライバーサイドに移し、オルタネーターが付いていたパッセンジャーサイドにコンプレッサーを取り付けます。ヘッドマウントブラケットも加工して、真上に調整が上がるようにセットしました。こうするとスペースもコンパクトだし、ウォーターポンプのベルトのかかりも少し深く出来ます。




とりあえず、ベルトをかけて試乗して確認しないとです。


そろそろ組んで行こうと思っていますが、バックオーダー部品がもう少しかかりそうかな。