ようやく下準備が出来て来ました。
1932フォードのミッションを3スピードのインラインドライブから、5スピードのオープンドライブに変更する作業です。
エンジンはフラットヘッド。
バンジョウデフもフォードの8.75リングギアのアクスルに交換。インラインドライブのアウターチューブは、サスペンションの一部を担っています。
当然、リヤサスペンションも作り直さなければなりません。
フラットヘッドからシェビートランスへのアダプターを取り付けます。クラッチディスクはシェビー用の10インチ。プレッシャープレートは、フラットヘッドフィットのダイヤフラム式10インチ。
TKO-500トランスミッション。油圧のスローアウトベアリングをセット。
マニュアルのスローアウトベアリングでも良かったのですが、フロントブレーキを4ポットのディスクブレーキに変更していて、ブレーキの利きが悪いとの事。マスターシリンダー交換とブースター追加のため、ペダルをアッセンブリー交換しなければならず、クラッチも油圧にすることになりました。
ミッションを入れて、ブレーキペダルも変更するには、フレームも大幅に変更しなければなりません。ミッションメンバーを製作し、リヤのラダーバーのブラケットも製作。
フロントもウィッシュボーンをスプリットし、ミッションのスペースを作ります。
予想以上に大仕事。
エアコンの取り付けも残っています。
コンプレッサーのブラケットは、なかなか良いものがありません。フラットヘッド用のブラケットを買ってみましたが、インテークを交換しないと付かない事が判明。
作るしかありません。
アルミの厚い板から切り出します。
加工するとこんな感じ。
オルタネーターの位置をドライバーサイドに移し、オルタネーターが付いていたパッセンジャーサイドにコンプレッサーを取り付けます。ヘッドマウントブラケットも加工して、真上に調整が上がるようにセットしました。こうするとスペースもコンパクトだし、ウォーターポンプのベルトのかかりも少し深く出来ます。
とりあえず、ベルトをかけて試乗して確認しないとです。
そろそろ組んで行こうと思っていますが、バックオーダー部品がもう少しかかりそうかな。