今月、突然シルクスクリーン・プリントをやってみたくなったのです。
アメリカのイベントでもプリント屋さんを見ていたし、九州のジャンク・トラップさんにもプリント機器があったなーとふと思い出し、自分でプリント出来ると効率がいいと思ったのです。
しかし、プリントだけでは中途半端。版が無いと刷れません。
じゃぁ版も作ろう!
思い立ったが吉日。
材料を購入。
機械を買うのではなく、材料を買う所が私らしい所。
調べたら、見た目も構造もたいした物ではないし、車作るよりはるかに簡単。
では、版製作の必需品の露光機を製作です。買うと結構しますし。
材料到着。
アルミでボディーを作ろうかと思いましたが、アルミも結構な値段するし、時間ももったいない。で、思いついたのがジュラルミンケース。中古で安く購入できます。
これだと丈夫だし、フタをすれば収納も便利。
中身だけを加工。ケミカルライトを仕込み、配線してスイッチを配置。
T-シャツのサイズの版が出来れば良いので、A3サイズぐらいでOK。
ガラスも良さそうな物を見つけ、カットしてピッタリ収まりました。
版を焼く時に合わせやすくするため、1本は普通の蛍光灯を別スイッチで仕込みました。
ケミカルライトを付けるとこんな感じ。
露光時間を自動調整出来るように、タイマーをセット。普段AC100Vの交流配線をしてないので、ちょっと悩みました。また、なかなか良さそうなタイマーが売ってなく、8ピンのディレイオフタイマーを使ったので、配線の解明に少し時間がかかりました。
ケース内が密閉されてしまうので、ケミカルライトと同調するように、クーリングファンを設置。
1日で作ったにしては、機能や出来に満足出来ます。
多分機能は、一般に販売されている物と変らないでしょう。
明日版を作るテストが出来るかな?