2016年8月13日土曜日

Fuel line.

8月も半ば。時が経つのは早いです。

パンプキン・サリーは、暑さに負けず作業をしています。

細かい部品待ちなどで作業を中断したり、部品が来るとまた作業を繰り返しているデュースロードスター。

少し雰囲気を増そうと、デュアルキャブのフューエルラインを銅パイプで作りました。


3/8の銅パイプを使用。




キャブレター側のフィッティングは、車に使うのでダブルフレアで加工。エアコンなどは、シンングルフレアですが、車は安全性を考えブレーキやその他の場所もダブルフレアを使います。

銅パイプのフューエルラインの作り方は、すべてフィッティングにしたり、ハンダやろう付けしたりしますね。

今回はハンダを使ったろう付けにすることにしました。

すっきりタイプです。

ロウ付け用の継手を用意して、長さや曲げを加工して、仮組します。




細かく調整してOKだったので、ろう付けする部分をサンドペーパーで綺麗にし、専用フラックスを塗り、バーナーで加熱しはんだを接続部分に流し込みます。毛細管現象で一瞬で隙間に入り込みます。




先づはこんな感じ。二本を一本にまとめます。




最後にホースとの接続用のパイプをロウ付けして終了。

ホースとの接続部分は、必ず膨らみをつけて漏れや抜けを防止します。

燃料に限らず、オートマの油圧パイプなど、この加工をしていない車が目立ちますね。漏れるのでホースバンドをいくつも付けたりしていますが、ほとんど漏れています。

一つ一つのちょっとした手間で、車全体が別物になります。

まだまだ暑い日が続きますが、頑張っていきましょう。

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