ここ数年、パンプキン・サリーの前に置いてあるエア・ストリーム。
昔からの夢だったトラベルトレーラーです。
本来なら、もっと古い50年代後半から、60年代前半のモデルが好きなのですが、比較的安かった70年代中期のモデルを購入しました。
30フィートあるので、かなり広いです。
ドアには、Mr.Gさんが描いてくれたレタリングとピンストライプ。
ほぼフルオリジナルです。
中身の機能部分もオリジナルでしたが、ガス爆発はシャレにならないので、痛んだガスラインは新しく引き直しました。
雨漏れもあり、何度もコーキング作業の繰り返し。
新車から30年以上も経っているため、全てを機能させておくのはわりと苦労する事もあります。車と同じで、メンテナンスが重要ですね。
まずはじめに、上下水を繋げ、電源を引きガスラインを引き直し。内装をペイントして、フロアをはり直しました。
内装は少しいじりましたが、出来るだけオリジナルをキープ。
数ヶ月後に冷蔵庫が故障。キャンピングなので、12V・ガス・100Vの3ウェイ方式。
移動目的ではないので、家庭用冷蔵庫に交換。
昨年、ルーフエアコンが故障。外してみると、ボロボロでした。
家庭用エアコンも検討しましたが、内装もドーム型のため断念。
コールマンのキャンピングカー用のルーフエアコンに交換。くやしいので、ヒーター内蔵のオプションを追加しました。
そして今年から、ウォーターヒーター(給湯器)から水漏れが始まり、思い切って新品に交換しました。
ボロボロのオリジナル ウォーターヒーター。キャンピングカーで多いのがタンク式で、タンクの中の水をボイラーで熱湯にして、蛇口をひねるとお湯が出てくるのですが、タンク内の水がお湯になるのは、手動で火をつけて1時間後。シャワーを浴びるのも、1時間我慢しなければなりません。自動点火でないので、つけっ放しだと種火が残り、ガスがすぐになくなります。どうにかならないものかと、調べていると、タンクレス方式が見つかりました。
せっかく交換するのだから、より良くしたい!飾り物ではなく、生活に密着した実用品なのですから。車と一緒です!趣味でたまに乗る車と、毎日足として乗る車の違いですね。
交換した新品!自動点火なので、わざわざこれまでのように、外に出て点火&消火をしなくて良いのです!パチパチ。
しかも、タンクレスなので、蛇口をひねると自動点火してお湯が出てきます!
感動です!
はたして、冬もシャワーを浴びられるだけの温かいお湯が出るのかは心配ですが・・・
期待しましょう!
何でも調べて自分でやることで、着実に自分の引き出しが増えて行きます。
キャンピングカー屋さんも出来るぐらいの知識も身につけました。
この繰り返しで、車創りにも色々な面でフィードバック出来るんです!
違う目線や、車という物の枠を超えた視点や知識から、新しいものが生まれたり、不可能が可能になったり。
死ぬまで毎日が勉強です!