昨年のH.C.S.で復活デビューした、桑沢さんのメトロポリタン。
もうすぐ納車なのですが、部品待ちしていたスピードメーターを取り付けました。
メトロポリタンのオリジナルスピードメーター。エンジンミッションをSUZUKIにした為、使えなくなっていました。しかも、フューエルメーターとのコンビネーションメーター。 今回購入したのは、オートメーターの5インチ。タコメーターとのコンビです。
ジムニーのオートマトランスミッションを使っているため、スピードメータセンサーがありません。スピードメーターセンサーは、トランスファーについているのですが、トランスファーは使いませんでした。どうにか、スピードメーターをつけたい。
考えた結果、後付けのスピードメーターセンサーをつける事にしました。プロペラシャフトに4個の磁石を付けて、ピックアップコイルで信号を拾うタイプです。
回転数を計算して、メーター側のピックアップの回数と照らし合わせ、汎用の電気式スピードメーターの許容範囲を確認。磁石4個でOKです。
オリジナルのスピードメーターはワイヤーの機械式。今回購入したコンビメーターは、オドメーターが上方にあるため、どうにか組み替えてスピードとフューエルのコンビが作れるかと分解しましたが無理な事が判明しました。
という事で、タコメーターも生かす事に。少しでもオリジナルに近づけるため、ばらした時に、赤かった針を白にペイントして取り付けました。このメーターは、4気筒にも対応するため、コンピューターからの信号で、正規の回転数を示してくれます。メーターの大きさが違うため、オリジナルのベゼルを使い、ダブルベゼルでセット。バッチリです。
問題のフューエルゲージは、メーターから取り外し、別の部分に取り付けました。
走るために必要な計器や、装置、エアコンの吹き出しをきれいに付けるため、ダッシュボードの下にアルミを叩き出してアンダーダッシュパネルを製作。マットブラックで塗装しました。パンプキン・サリーでは、良くやる手法ですっきり。シフトもオリジナルをつかっているので、ダッシュ回りもオリジナルに見えます。
水温系やETCも組み込みました。
スピードメーターをセットアップして、誤差が出ていないかGPSスピードメーターでチェック。国産車より正しいスピードを示しています。100キロ走行で3500回転。
日本の4気筒エンジンでは、良い所でしょう。