1934 Fordもボチボチやっています。
Hi-Boyに仕上げて、調子良く乗れる様にとの依頼です。
各部をチェック。
エンジンもばらします。20年近く動いていなかったエンジン内部はドロドロ。
クランクや各部を測定。010アンダーでリグラインドされていました。組んでからは、さほど走っていないようで、ランニングクリアランスも、010アンダーのベアリングで規定値に入りました。軽くラッピングして組付けます。
ピストンは040オーバー。こちらも規定値なので、洗浄して使います。
バルブの汚れもひどいです。洗浄してバルブラッパーで擦り合わせ、アタリを出します。
予算は少ないのですが、色々気になる部分が・・・・ボディーを外す事に。
計画性の無いフレームワークです。マスターシリンダーは、外すのがやっと。知恵の輪です。
フロアーを平らにするためなのか、エンジンミッションがかなり下にセットされています。色々名部分がギリギリ。加重をかけると、ミッションとドライブシャフトがさらにくの字になります。U-ジョイントの負担が増えます。
ということで、また1台バラバラにしてしまいました。
もっと簡単に仕上げる予定だったのです。
利益が・・・・また・・・・