2013年4月2日火曜日

1934 Ford.

1934 Fordもボチボチやっています。

 Hi-Boyに仕上げて、調子良く乗れる様にとの依頼です。




各部をチェック。




 エンジンもばらします。20年近く動いていなかったエンジン内部はドロドロ。




クランクや各部を測定。010アンダーでリグラインドされていました。組んでからは、さほど走っていないようで、ランニングクリアランスも、010アンダーのベアリングで規定値に入りました。軽くラッピングして組付けます。



ピストンは040オーバー。こちらも規定値なので、洗浄して使います。




バルブの汚れもひどいです。洗浄してバルブラッパーで擦り合わせ、アタリを出します。




予算は少ないのですが、色々気になる部分が・・・・ボディーを外す事に。




計画性の無いフレームワークです。マスターシリンダーは、外すのがやっと。知恵の輪です。



フロアーを平らにするためなのか、エンジンミッションがかなり下にセットされています。色々名部分がギリギリ。加重をかけると、ミッションとドライブシャフトがさらにくの字になります。U-ジョイントの負担が増えます。

ということで、また1台バラバラにしてしまいました。

もっと簡単に仕上げる予定だったのです。

利益が・・・・また・・・・